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ドルトムント、一部サポがポカール準々決勝で応援ボイコットへ チケット価格に反発

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 ドルトムントのサポーターが、9日に行われるDFBポカール準々決勝シュツットガルト戦で、チケット価格に抗議して応援をボイコットする計画を立てているようだ。『ドイチェ・ベレ』が報じている。

 ドルトムントサポーター用のチケット価格は、25%が70ユーロ(約9000円)を上回っている。ドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクのチケット価格は、7ユーロ(約900円)から54ユーロ(約7000円)に設定されており、ドルトムントファンにとっては遠征費用と合わせて痛い出費だ。

 これを受け、「チケット価格は20ユーロ(約2600円)以下にすべき」と主張するグループ「Kein Zwanni」のスポークスマンは、試合開始から20分までスタンドに入らない計画だと明かした。

「シュツットガルトは非常に高額なチケット価格に設定した。我々は公式に抗議してきた」

 シュツットガルトは8日、公式の『フェイスブック』で、9日の試合のチケット価格が2012-13シーズンから変更しておらず、今季のブンデスリーガでのドルトムント戦と同額だと主張している。

 ブンデスリーガ前節でベンチ外となったMF香川真司の起用も注目される9日の一戦だが、ドルトムントは試合開始からしばらく一部サポーターの後押しを受けることができないかもしれない。

 トーマス・トゥヘル監督は8日、ボイコットについて次のように述べ、サポーターに応援を求めた。

「我々は試合開始直後からファンが応援することを常に求めている。団結の象徴だからね。ピッチの上で自分は一人ではなく、普段はファンに頼ることができると分かっている」

「だから、ボイコットは間違いなく影響を及ぼすだろう。ファンの懸念は理解するが、それでも我々は彼らが全面的に応援してくれることを望んでいるんだ」

 シュツットガルト戦については、次のように述べている。

「非常に難しい組み合わせだと思う。だがそれは、カードが決まったときから分かっていたことだ。我々は自分たちの仕事がこの2年間で我々の仕事がこの2年間で何かしらを伸ばしてきたと分かっている。チームが非常に良い時期を過ごしたこともあった。そのときは、素晴らしいポテンシャルがあることを示してきた」

「シュツットガルトは非常に良い調子だ。攻守においてとてもバランスの取れたチームだから、とても厳しい試合になる。シュツットガルトはさらに気持ちを高め、自信を持って試合に臨むだろう。とても気持ちが高ぶる一戦だ。シュツットガルトにはたくさんのサポーターがいるから、我々にとってはハードなタスクだよ」

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