beacon

この冬最もお買い得だった補強はシェルベイ? 中国クラブは「払い過ぎ」との評価

このエントリーをはてなブックマークに追加

 今冬の移籍市場で最も「お得」だった補強選手は、ニューカッスルがスウォンジー・シティから獲得したMFジョンジョ・シェルベイだった? 国際スポーツ研究センター(CIES)が、1月の選手移籍についての研究データを発表している。

 CIESでは各種のデータを元に、選手を獲得する際に支払われる移籍金として適切だと考えられる金額を算定。その金額を実際に支払われた金額(推定も含む)と比較している。

 ニューカッスルは移籍金1600万ユーロ(約20億6千万円)相当額でシェルベイを獲得したが、同選手の実際の価値は3090万ユーロ(約39億8千万円)だとされている。1490万ユーロ(約19億2千万円)の差額は、この冬の移籍で最も”お買い得”な取引だったとの見方だ。

 ほかにはアトレティコ・マドリーがセルタから獲得したMFアウグスト・フェルナンデス、ワトフォードがフィオレンティーナから獲得したMFマリオ・スアレスなどが、本来の価値より低い金額で移籍したとされている。

 逆に、実際の価値よりも最も高い金額が支払われた取引だとされているのは、広州恒大がアトレティコ・マドリーから獲得したFWジャクソン・マルティネスのもの。4200万ユーロ(約54億2千万円)が支払われたが、適正価格は1820万ユーロ(約23億5千万円)であり、実に30億円以上もの”払い過ぎ”だと見なされている。

 続いて、江蘇蘇寧がチェルシーから獲得したMFラミレスも約14億円の払い過ぎだという。移籍市場で急速に存在感を強めている中国クラブだが、まだまだ買い物下手だということだろうか?

●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP