レアル・マドリーは、DFアルバロ・アルベロアに対する中国からの巨額のオファーを断ったようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

　マドリーの下部組織出身であるアルベロアは、プレミアリーグのリバプールなどでプレーした後、2009年夏にマドリーに復帰。同クラブで主力として活躍し、スペイン代表でもプレーした。しかし最近は、DFダニエル・カルバハルの台頭もあり、出場機会を減らしている。

　『マルカ』によると、アルベロアは上海申花から年棒800万ユーロ(約10億円)のオファーを受けたという。しかし、アルベロアが中国行きを希望せず、マドリーはこのオファーを断った模様だ。

　今年の6月でマドリーとの契約が切れるアルベロアは、同クラブでの時間を最後まで楽しみたかったようだ。同紙は、アルベロアが今シーズン終了後マドリーでの栄光に満ちたキャリアを終え、将来を検討することになるだろうと伝えている。

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