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記録よりタイトルが目標のメッシ「アルゼンチンで何かを…」

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 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、記録よりも母国のタイトルを目指している。そしていつか、母国でプレーする可能性にも扉を閉ざしていない。

 アルゼンチン代表でガブリエル・バティストゥータ氏の得点記録に近づいているメッシだが、目指しているのはあくまでもアルゼンチンの栄光だ。『グラフィコ』3月号のインタビューで、メッシは次のように述べている。スペインメディアが伝えた。

「正直、代表で何かを勝ち取る方がいい。記録はまったく関心ないんだ。トロフィーの方がいい」

 そのアルゼンチンに帰国してプレーする可能性はあるのだろうか。

「ずっと言ってきたけど、今はそうしたいと思っていない。いつかは分からないけど、一つの可能性だね。ただ、未来について話すのは好きじゃないんだ」

 未来でなく現在のメッシは、バルセロナでFWネイマールやFWルイス・スアレスと良好な関係を築いている。

「本当にピッチ内外でうまくいっている。僕らはチームのために最善の仕事をしており、それがみんなの自信になったんだ。それぞれ南米出身ということで、より近く感じるのかもしれない。それぞれ代表のユニフォームを着たら別物だけどね」

 ライバルのレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドについては、リスペクトを強調した。

「僕らはともにプロフェッショナルで、それぞれのクラブの利益を守る。ピッチの上ではライバルだ。それだけだよ。勝つときもあれば、負けるときもある。ずっとお互いに大きな敬意を払ってきた」

 その規格外のパフォーマンスから、引退など想像もできないメッシだが、本人にイメージはあるのだろうか。

「短期的にも長期的にも、目標は設定していない。体が許す限り、できるだけ長くプレーし続けたいと願っている。そのときが来たら、自分で決めるよ」


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