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リバプールがキャピタル・ワン杯決勝のリベンジ達成! シティ撃破でトップ4入りに望みつなぐ

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[3.2 プレミアリーグ第28節 リバプール3-0マンチェスター・C]

 プレミアリーグは2日に第28節2日目を行った。アンフィールドではリバプールマンチェスター・シティが対戦。PK戦の末にシティが優勝したキャピタル・ワン杯決勝の再戦は、前半に2点を奪ったリバプールが3-0で完封勝利をおさめ、リベンジを果たした。

 28日のキャピタル・ワン杯決勝からわずか3日。両雄が再びリーグ戦で激突する。ホームのリバプールはキャピタル・ワン杯決勝から5人を入れ替え、FWディボック・オリジらが先発出場し、MFコウチーニョらがベンチスタートとなった。また、シティは3人を入れ替え、キャピタル・ワン杯優勝の立役者GKウィリー・カバジェロに代えてGKジョー・ハートが先発復帰。MFヤヤ・トゥレはメンバー外となっている。

 開始から一進一退の攻防が続いたが、前半33分に試合が動く。リバプールはMFジェームズ・ミルナーのパスを受けたMFアダム・ララーナが敵陣中央から思い切りよく右足を振り抜く。遠い距離からだったが、低い弾道のシュートがカットにいったDFニコラス・オタメンディの股下を抜けて、ゴール右隅に吸い込まれ、先制点。得点後の喜び方が注目されているユルゲン・クロップ監督も驚きのあまり、ガッツポーズは見られなかった。

 さらにリバプールは前半41分、右サイドで縦パスを受けたララナのヒールパスからFWロベルト・フィルミーノが前方へラストパス。PA手前で受けたミルナーがワンタッチで裏へ抜け出し、左足でゴール右隅に流し込み、2-0。2014-15シーズンまで在籍した古巣からゴールを奪った。

 キャピタル・ワン杯決勝では試合の主導権を握っていたシティだが、この試合はなかなかシュートまで持ち込むことができない。前半アディショナルタイム2分には、FWセルヒオ・アグエロが左CKからヘディングシュートもミルナーのブロックに阻まれてしまう。すると、マヌエル・ペジェグリーニ監督は後半開始から古巣サポーターのブーイングを浴びていたMFラヒーム・スターリングに代えて、FWウィルフリード・ボニーを投入し、流れを変えようとした。

 しかし、次にゴールネットを揺らしたのはリバプールだった。後半12分、オタメンディのコントロールミスからボールを奪い、右から斜めにドリブル突破したララナがスルーパス。これをPA内左のフィルミーノが右足ダイレクトでゴール右隅に決め、リードを広げる。同40分にはMFジョーダン・ヘンダーソンがFKから直接狙うも惜しくも左にそれたが、リバプールが3-0と完封勝利をおさめ、8位に浮上。トップ4入りに望みをつないだ。一方のシティはプレミア3連敗で首位レスター・シティと勝ち点10差となった。

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