beacon

上位勢総崩れの中…決勝FKのマタ「完璧な1日」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3.2 プレミアリーグ第28節 マンチェスター・U 1-0 ワトフォード]

 プレミアリーグは2日、第28節を行い、マンチェスター・ユナイテッドはホームでワトフォードと対戦し、1-0で競り勝った。後半38分に直接FKで決勝点を決めたMFフアン・マタは「完璧な1日」と、勝利に満足感を示している。

 クラブの公式サイトによると、この日、キャプテンマークを巻いて出場したマタは「誇りに思えたし、非常に光栄なこと」としたうえで、自らのゴールでチームを勝利に導けたことについて「ゴールを決めて、とても大きな勝ち点3が取れた。キャプテンとして出場できたのだから、僕にとっては完璧な1日になったよ」と喜びを表現している。

 右45度の位置から直接FKを決めた場面では、まずはFWメンフィス・デパイがボールをまたぎ、マタが左足でゴール左上隅に蹴り込んだ。「僕がいたピッチサイド(右)からのほうが彼よりも角度が良くて、僕はGKサイドを狙った。たぶん(GKは)ボールが見えていなかったと思う。幸運にも決まってくれたよ」。

 これでユナイテッドは2連勝となり、4位マンチェスター・シティと勝ち点47で並んだ。今節は首位レスター・シティが引き分け、2位トッテナム、3位アーセナル、4位シティがそろって敗戦。上位との勝ち点差を一気に縮めた。

「今日の試合に勝つことは、本当に本当に重要だった。パーフェクトな試合ではなかったけど、ライバルが負けていたので勝ち点3が必要だった。この勝利はすごく大きい」。マタはこの日の勝利の価値をそう表現した。これで3位アーセナルとは勝ち点4差、2位トッテナムとは7差だ。

「何と言われても構わない。ひどい試合だったかもしれない。でも勝利は勝利だし、僕たちは前に進み続けている。僕たちは絶対にあきらめない。これで4位、3位、2位に近づいた。日曜の試合でも勝利を目指すよ」

●プレミアリーグ2015-16特集

TOP