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終盤にドラマ…レアル、“あっという間”の勝ち越し弾で3連勝

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[3.13 リーガ・エスパニョーラ第29節 ラス・パルマス 1-2 R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第29節2日目が13日行われ、レアル・マドリーラス・パルマスのホームに乗り込んだ。前半24分にDFセルヒオ・ラモスの得点で先制したレアルは、後半42分に同点に追い付かれながらも同44分にMFカゼミーロが決勝点を奪い、2-1の勝利を収めて3連勝を飾った。

 前半10分に好機を迎えたのはラス・パルマス。敵陣深くでMFルカ・モドリッチにプレッシャーを掛けたFWホナタン・ビエラがパスをカットすると、こぼれ球に反応したFWウィリアン・ジョゼがGKケイラー・ナバスとの1対1を迎えるが、シュートは距離を詰めたK・ナバスにストップされてしまう。

 危機をしのいだレアルは前半24分、中盤でボールをカットしたカゼミーロのスルーパスから抜け出したFWクリスティアーノ・ロナウドがシュートまで持ち込むも、GKハビ・バラスの守備範囲に飛んでしまった。しかし、このプレーの流れからCKを得るとMFイスコが蹴り出したボールをDFセルヒオ・ラモスがヘディングで合わせてネットを揺らし、先制に成功した。

 1-0とレアルがリードしたまま後半を迎えると、両チームともにゴールを脅かす場面を作り出す。しかし、後半20分のFWフランシスコ・ホセ・ペルドモ・ボルヘスのシュートはK・ナバスに阻まれ、同25分のFWガレス・ベイルの強烈なミドルシュートがゴール右に外れるなど、スコアは動かずに試合が進んでいく。

 だが徐々に攻勢を強めるラス・パルマスが後半42分、ついに試合を振り出しに戻した。MFマテオ・コバチッチのパスミスを奪ったFWモモのスルーパスからPA内に進入したW・ジョゼが、飛び出してきたK・ナバスをあざ笑うかのようなチップキックでゴールを陥れ、スコアは1-1に。しかし、2分後の同44分にFWヘセ・ロドリゲスが蹴り出したCKをカゼミーロがヘッドで叩き込み、勝ち越しに成功したレアルが2-1の勝利を収めた。


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