ミランMF本田圭佑は13日、セリエA第29節キエーボ戦で先発フル出場した。チームは勝てなかったが、イタリアの一部メディアは本田に及第点をつけている。

　前節サッスオーロ戦の黒星を払しょくしたかったミランだが、前半はプレーのアイディアとスピードを欠き、チャンスをつくれず。本田が直接FKを放ったが、枠をとらえなかった。

　後半はキエーボを攻めたてたが、2本のシュートが立て続けにゴールマウスに嫌われるなど、得点には至らず。2試合連続で勝ち点を落としたミランは、5位インテルとの勝ち点差が6に開いた。

　イタリア『スカイ・スポーツ』は本田に対し、「6.5」と及第点を上回る採点をつけた。『メディアセット』でも「6」と及第点だ。ミラン専門サイト『milannews.it』も及第点の「6」とし、次のように評した。

「右サイドの無尽蔵のミニバイク。時間が経つにつれて良くなっていったが、ラストパスが足りなかった」

　コッパ・イタリアで決勝に進出しているミランだが、王者ユベントスにファイナルで敗れた場合、セリエAで6位に入らないとヨーロッパリーグ出場権を得られない。7位サッスオーロとは勝ち点4差だけに、安心はできない状況だ。次節はホームでラツィオと対戦する。

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