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岡崎の同僚もターゲット? ポグバ移籍金の使い道を検討するユベントス

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 チャンピオンズリーグから敗退したユベントスは、早くも次のシーズンに目を向けている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、ユベントスのターゲットに言及した。

 ユベントスはMFポール・ポグバの放出が以前から噂されている。バルセロナ、レアル・マドリー、チェルシー、マンチェスター・シティ、パリSGといった資金力のあるビッグクラブが獲得レースを繰り広げれば、移籍金は1億ユーロに達するかもしれない。

 そうなれば、ユベントスの狙いは、ポグバの移籍金を元手にして、さらにチームを発展させることだろう。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、その投資計画を予想した。

 まずはメインターゲット。PSGのFWエディンソン・カバーニやドルトムントMFヘンリク・ムヒタリアンが目標になるようだ。前者は4000万ユーロが必要となる見込みだが、FWアルバロ・モラタの買い戻し条項をレアル・マドリーが行使すれば、3000万ユーロが補われる。ムヒタリアンについては、契約延長が迫っているマッシミリアーノ・アッレグリ監督が獲得を熱望している様子だ。香川真司の同僚MFは現行契約が2017年までとなっているため、移籍の可能性はあるだろう。

 そのほかに中盤の補強も検討しているという。FW岡崎慎司が所属するレスターで圧倒的な存在感を示しているMFエンゴロ・カンテや、ボローニャのアマドゥ・ディアワラ、PSGのアドリアン・ラビオに注目しているようだ。

 さらに鉄壁の守備陣にも手を加えるつもりで、インテルのジェイソン・ムリージョやボローニャのアダム・マジーナに関心を示しているという。

 ポグバの放出は、DFレオナルド・ボヌッチの残留にもつながる可能性もある。アントニオ・コンテ現イタリア代表監督が噂されるとおりチェルシーの監督に就任した場合、ボヌッチが引き抜かれるかもしれないといわれている。だが、ポグバ放出で得る移籍金があれば、ボヌッチをとどめることになるそうだ。

 ポグバの移籍が決まるなら、ユベントスの夏は忙しくなりそうだ。クラブはすでに動き出していてもおかしくはない。

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