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チェルシー、セスクの2発でドロー…無敗キープも勝ちきれない試合続く

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[3.19 プレミアリーグ第31節 チェルシー2-2ウエスト・ハム]

 プレミアリーグは19日、第31節を行い、チェルシーはホームでウエスト・ハムと対戦し、2-2で引き分けた。チェルシーは14試合負けなし(6勝8分)を維持しているが、勝ちきれない試合が続いている。

 13日のFA杯でエバートン戦に敗れ、敗退が決まったチェルシー。その試合から3人を入れ替え、DFジョン・テリーとMFオスカル、FWジエゴ・コスタが出場停止のためFWロイク・レミーが入った。また、最近は左サイドバックで起用していたFWケネディを2列目に入れ、MFエデン・アザールは負傷により欠場した。

 ロンドンダービーは前半17分に動く。FWディミトリ・パイェのパスを受けたMFマヌエル・ランシーニが左45度の位置から右足を振り抜く。コントロールされたシュートがゴール右上に突き刺さり、5位と好調のウエスト・ハムが先手を取った。

 前半のうちに追いつきたいチェルシーは前半アディショナルタイム2分にオスカルがペナルティアーク付近で倒されてFKを獲得。キッカーのMFセスク・ファブレガスが放ったシュートが壁を越えてゴール左上に直接決まり、1-1で試合を折り返した。

 同点とされたウエスト・ハムだが、焦りはない。後半16分に交代でピッチに入ったばかりのFWアンディ・キャロルが勝ち越しゴールを奪う。パイェのスルーパスからキャロルが絶妙なタイミングで抜け出し、PA内左から左足シュートを沈め、スコアを2-1とした。

 追うチェルシーは終盤にかけて押し込む時間が続く。すると後半43分、MFルベン・ロフタス・チークがMFミカイル・アントニオにPA内で倒されてPKを獲得する。これをセスクがGKアドリアンのタイミングをずらしてゴール右隅に流し込み、2-2の引き分けに持ち込んだ。

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