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トゥヘル、代表戦での中断を歓迎「私と顔を合わせずに済むだろう?」

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[3.20 ブンデスリーガ第27節 アウクスブルク1-3ドルトムント]

 ブンデスリーガは20日、第27節3日目を行い、MF香川真司の所属する2位ドルトムントは敵地でアウクスブルクと対戦し、3-1の逆転勝利をおさめた。試合後のトーマス・トゥヘル監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 前半16分に先制点を許したドルトムントだが、前半45分にMFヘンリク・ムヒタリアンが同点ゴールを決めると、後半24分に途中出場のMFゴンサロ・カストロが右足でゴールネットを揺らし、逆転。後半30分にも右CKの流れからFWアドリアン・ラモスがダメを押し、3-1で勝利した。2連勝のドルトムントはこれで10試合負けなし(8勝2分)とした。

 ドルトムントは2月6日の第20節ヘルタ・ベルリン戦から週2で試合をこなしてきた。この後は国際Aマッチウィークに突入する。トゥヘル監督は「肉体的な疲労が蓄積していただけでなく、精神的にも疲弊していたことは見ての通りだ。リードを奪われたあとはさらに難しくなった。それでも前半に追いついたことが非常に大きかったね。並外れた精神力と勝利への意欲を見せてくれた。その点についてはチームを大いに称賛したい」と選手たちの労をねぎらった。

 また、代表戦の中断期間については「個人的にも非常にありがたく思っている。これで選手たちは3日間、私と顔を合わせずに済むからね。6週間に及んだ“イングランド式日程”(ミッドウィークを含む週2試合)を終え、一息いれることが大切だ。各国代表に選ばれた選手たちも、景色が変わることで気持ちを切り替えるチャンスになるだろう」と冗談交じりに話した。

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