ナポリFWゴンサロ・イグアインが、20日のセリエA第30節ジェノア戦で2得点を挙げ、自己ベストを更新した。リーグ年間35ゴールの最多記録まであと6ゴールと迫っている。

　前半に先制を許したナポリは、後半にイグアインのドッピエッタ(2得点)で逆転し、3-1と勝利を収めた。首位ユベントスとの勝ち点3差を維持したナポリは、逆転優勝を信じている。

　けん引役のイグアインは、これでリーグ戦29得点、公式戦31得点。レアル・マドリー時代の2009-10シーズンに残したリーグ戦27得点、公式戦29得点を上回り、自己ベストを更新した。

　さらに期待されるのが、66年ぶりの記録更新だ。1949-50シーズンにグンナー・ノルダール氏が打ち立てた35ゴールまでは、あと6ゴール。残り8試合で偉業を達成できるかが注目される。

　イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、イグアインが試合後、「上にい続けるためにとても大事な試合だったから、重要なゴールだね」と喜んだと報じている。

　イグアインが新たな得点記録を打ち立て、ナポリがスクデットを獲得すれば…同朋ディエゴ・マラドーナのようにナポリの新たなシンボルとなれるかもしれない。イグアインは次のように優勝への意気込みを表した。

「僕らはその夢を実現させるために全力を尽くしている」

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