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鬼軍曹がゲッツェに厳しい“喝”「本当に代表で必要不可欠か?」

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 鬼軍曹が、世間の見方に厳しい「喝!」を入れている。ドイツの未来を背負うと言われたバイエルンのMFマリオ・ゲッツェに厳しいダメ出しをしたのだ。

 2014年のワールドカップ(W杯)決勝で、ドイツ代表と自身の歴史を刻んだ選手がいる。アルゼンチン代表との熱戦で、交代出場したゲッツェだ。延長戦でゴールを決めて、1990年以来の世界一へチームを導いた(当時は西ドイツ)。

 だが、ボルフスブルクなどを率いたフェリックス・マガト氏によると、その偉業を成し遂げてから、ゲッツェへの評価が必要以上に高くなったのだという。それがまた、ゲッツェ自身を苦しめている、とマガト氏は考えている。

「一般的に言って、選手を1つの行為を基にして大げさに扱うべきではない」とドイツ『TZ』で語っている。「マリオ・ゲッツェはW杯決勝で交代出場し、得点した。それだけのことだ」とバッサリ切り捨てる。

「バイエルンに移籍して以降、彼はドルトムントでのような役割をこなせていない。彼が本当に代表チームにとって、それほどまでに必要不可欠なのかは、議論の余地あるところだ」

「(来季からバイエルンを率いる)カルロ・アンチェロッティが彼(ゲッツェ)のためのどんなプランを持っているか、見ものだね。だが、マリオにはすべき仕事がある。バイエルンでの彼のポジションでの競争は、大変なものだからね」

 ゲッツェのプレーでの反論が期待される。

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