29日、ユベントスの練習場にミーノ・ライオラ氏が姿を見せた。敏腕代理人の突然の訪問に、イタリアメディアが騒いでいる。

　ライオラ氏はユーベMFポール・ポグバの代理人だ。昨季も去就が騒がれながら、ユーベに残って伝統の背番号10を受け継いだポグバだが、この夏も各国のビッグクラブからの関心が騒がれている。

　ポグバは現在、フランス代表に合流しており、ユーベにはいない。選手がいない状況でライオラ氏がクラブを訪れたことで、イタリアメディアはポグバの移籍について話し合いがあったのではないかと推測している。ただし、イタリア『メディアセット』によると、ユーベのジュゼッペ・マロッタCEOは不在だったという。

　また、ライオラ氏はドルトムントMFヘンリク・ムヒタリャンの代理人でもある。ユーベのマッシミリアーノ・アッレグリ監督がトップ下の加入を望んでおり、ムヒタリャンにも関心を示しているのは周知のとおりだ。ライオラ氏とアッレグリ監督は会談したとも言われており、目的はムヒタリャンだったのかもしれない。

　一方で、『メディアセット』は、ユーベのユースに所属する16歳のFWモイーズ・キーンがテーマだった可能性も報じている。いずれにしても、ライオラ氏の動向には今後も注目が集まるだろう。

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