2日に行われたブンデスリーガ第28節でフランクフルトと対戦したバイエルンは、MFフランク・リベリのゴールで1-0の完封勝利を収めた。

　鮮やかな一撃は前半20分に生まれた。ドリブルを仕掛けたMFマリオ・ゲッツェが放ったシュートは相手GKの足に阻まれたものの、浮き球に反応したリベリが華麗な右足バイシクルで合わせて決勝点を奪った。クラブ公式ウェブサイトによると、リベリは「ボールがこっちに来るのが見えたから試してみたんだ。このようなゴールを決めたのは初めてだよ。僕とファンにとってとても特別になった」と喜びを表した。

　昨年3月11日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦のシャフタール戦で右足首を負傷し、長期離脱を余儀なくされたリベリ。昨年12月5日に行われたブンデスリーガ第15節ボルシアMG戦で約9か月振りに復帰すると、いきなりゴールを奪うなど存在感を示した。同月9日のCLグループリーグ第6節ディナモ・ザグレブ戦では先発復帰したものの、大腿筋を負傷して再び離脱していた。

　しかし、2月20日の第22節ダルムシュタット戦から7試合連続出場を果たしており、「試合に出るたびに良くなると感じている」と手応えを感じている。その一方で「ただ、まだ空腹だよ。いつもプレーしたいんだ。僕の体が走れる限り、走り続けるつもりだよ」とさらなる躍動を誓った。

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