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ドルトムント復帰や恩師との再会が噂のゲッツェ、去就決定は今季終了後か

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 ドルトムントへの復帰や、リバプール移籍などが噂されるバイエルンのMFマリオ・ゲッツェだが、去就が決まるまでには、もう少し時間がかかりそうだ。バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが、同選手との話し合いはシーズンが終わってからになると明かしている。

 ゲッツェは長期離脱からの復帰後、6試合連続でベンチに座るも、出番が訪れなかった。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下では冷遇されているように見えることから、先月末に移籍報道が加熱。なかでも最も騒がれていたのは、ドルトムントへの復帰や、リバプールを率いる恩師のユルゲン・クロップ監督との再会だった。

 だがルンメニゲCEOは、バイエルンと2017年までの契約を残すゲッツェの去就は、まだ決まっていないと強調している。ドイツ『シュヴェービシェ・ツァイトゥング』のインタビューで次のように語った。

「我々は今シーズンの決定的な時期に入っており、完全に現在のことに集中しなければいけない。全日程が終わった後にマリオが私のオフィスを訪れ、コーヒーでも飲みながら彼の将来について話し合えればいいね」

 また同CEOは、バイエルンがゲッツェに関して、ドルトムントと予備交渉に入っているとの報道を否定している。

「それは事実ではない。(ドルトムントCEOの)ハンス・ヨアヒム・バツケとの関係は改善したが、彼とはマリオ・ゲッツェについて話していないよ」

 いずれにしてもゲッツェ本人は以前、バイエルンの次期監督であるカルロ・アンチェロッティ氏の考えを聞いてから、自身の去就について決めたいと語っていた。イタリア人指揮官は同選手を、自身の考えるサッカーのために必要とするのだろうか。

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