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モウリーニョ解任を申し訳なく思うセスク「彼の信頼を僕らは裏切ってしまった」

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 チェルシーのMFセスク・ファブレガスが、ジョゼ・モウリーニョ氏が解任された理由として「選手を信用しすぎたこと」としている。英『ミラー』が報じている。

 昨季圧倒的な強さでプレミアリーグ制覇を果たしたチェルシーは、今季の連覇が期待されたが、序盤から低迷が続くと、第16節終了の時点で4勝3分9敗の16位と大苦戦。成績不振を理由に昨年12月18日にモウリーニョ氏の解任が発表された。今季終了まではフース・ヒディンク監督がチェルシーを指揮する。

 昨季の5季ぶり5度目のリーグ制覇に大きく貢献したセスクは、「僕はジョゼが好きだし、彼を友人のように思っている。彼のことは心から尊敬しているよ。今でも連絡を交わし合っているんだ」と明かした。その上で解任された理由を「選手たちを信用しすぎたこと」とし、「僕らがチャンピオンになったという理由で、(シーズン前に)多くの休日を与えてくれた。彼の信頼を僕らは裏切ってしまった」と、今季のスタートを遅らせたことが原因だと話した。

「彼が出ていかなければならなくなったのはチームの選手たち全員の問題だ。だから僕やチームメイトたちはばつの悪い思いをしている」。チェルシーは昨年12月19日の第17節サンダーランド戦から今月2日の第32節アストン・ビラ戦まで負けなし(7勝8分)が続いていたが、9日の第33節スウォンジー戦から2連敗中。来季のチャンピオンズリーグ出場権も逃してしまった。来季からは現イタリア代表のアントニオ・コンテ監督が指揮することが決まっているが、コンテ監督のもと復活を目指す。

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