夏の去就が注目されるローマFWフランチェスコ・トッティだが、現時点で可能性が高いのは、レスター・シティ加入という。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。

　トッティの契約は今季で満了する。クラブの希望が引退・幹部入りなのに対し、選手の希望は現役続行と言われているところだ。そのため、ローマ一筋だったトッティが、アメリカや中東へ移籍する可能性も報じられている。

『コッリエレ』は、現時点でトッティの選択肢は以下の5つだと報じた。カッコ内はその確率だ。

1) 選手としてローマと契約を1年延長(20%)
2) 引退し、会長提案どおりにローマの副会長に就任(10%)
3) アルジャジーラからの高額オファーを受ける(10%)
4) アメリカ移籍。ニューヨーク・コスモスかアンドレア・ピルロのニューヨーク・シティへ(25%)
5) クラウディオ・ラニエリの招待に応じ、レスターで引退。ラストシーズンでチャンピオンズリーグに出場(35%)

　トッティは2試合連続ゴール中で、特に前節は86分からの途中出場ながら、3分もしないうちに2得点を挙げ、チームを逆転勝利に導いた。その存在感が浮き彫りになり、ローマは選手としてトッティを残すべきなのか、大きな議論を呼んでいる。

---

●セリエA2015-16特集
●プレミアリーグ2015-16特集