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バイエルン、ドルトムント主将にオファー済み? 4年契約を打診か

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 ドルトムント主将の“禁断の移籍”の噂が、連日話題になっている。ドイツ『ビルト』は、バイエルンがDFマッツ・フンメルスにオファーしたと伝えた。

 DFBポカール準決勝でヘルタ・ベルリンを下した後、以前からドイツ国外への移籍が取りざたされていたフンメルスは、移籍示唆ととれるコメントを残していた。その後、古巣であるバイエルンへ行く可能性が大きく伝えられている。将来について深く悩んでいることを明かしていたフンメルスの発言は、バイエルン移籍報道に多少の信ぴょう性を加えていた。

『ビルト』によると、バイエルンはすでに具体的に動いている。フンメルスに年俸1000万ユーロ(約12億5000万円)+ボーナスの4年契約を提示したと報じている。これが事実であれば、バイエルンの中でも高額に入る好条件だ。

 近年、バイエルンにMFマリオ・ゲッツェとFWロベルト・レバンドフスキを引く抜かれる形となったドルトムントは、もちろんフンメルスの残留を望んでいる。バイエルンに対抗して、ドルトムントも同額の年俸で新契約を打診したとも伝えられた。

 ドルトムントのハンス・ヨアヒム・バツケCEOは先日、「一人の選手がどう決断しようと、我々は過去5年間、どの選手でも置き換えが可能であることを示した」と強調した。だが、「当然、マッツを残すために戦うつもりだ」とも述べている。

 フンメルスは、バイエルン下部組織出身で13年を過ごした。両親と4部ウンターハヒンクでプレーする弟のヨナスは、ミュンヘン近郊に住んでいる。ミス・バイエルン・ミュンヘンに選ばれたことがある妻のキャシーさんもミュンヘンの出身だ。ドルトムントの主将は、古巣の誘いにどう返答するのだろうか。


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