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フランクフルト監督、長谷部のボランチ固定を明言「明確な6番」

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 フランクフルトを率いるニコ・コバチ監督が、MF長谷部誠をボランチ以外で起用することはないようだ。日本代表主将は「明確な6番だ」と強調している。

 降格危機にさらされているフランクフルトは、30日に行われたブンデスリーガ第32節で、ダルムシュタットをアウェーで2-1と下した。1点のビハインドで前半を終えたが、後半に入って長谷部が同点弾を決めると、83分にシュテファン・アイグナーのゴールで逆転勝利を手にしている。

 ドイツ『キッカー』によると、コバチ監督は値千金の同点弾を決めた長谷部について、「私にとって彼は明確な6番」と述べるなど、純粋なボランチとして評価しているという。

 さらに、コバチ監督は「チームに安定感をもたらし、前方に向けたプレーの起点になってもらいたい」と、今後も長谷部がボランチとして中盤にバランスをもたらすことに期待を寄せた。

 アルミン・フェー前監督の下で、長谷部は約半数の試合で右SBとして起用され、ボランチとしてプレーしたときも調子が安定しなかった。コバチ監督が就任してから、常に本職でプレーしていることで、調子が上向いているのかもしれない。

 だが、チームは依然として厳しい状況が続いている。連勝で残留への望みをつないだが、次節はドルトムントと対戦だ。好調の香川真司と長谷部のマッチアップに注目が集まる。

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