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レスターの強さの秘密…主将モーガン「僕たちは兄弟みたい」

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 FW岡崎慎司が所属するレスター・シティが2日にプレミアリーグ初優勝を決めた。クラブ公式サイトがキャプテンのDFウェズ・モーガンのコメントを掲載している。

 レスターの選手たちはFWジェイミー・バーディ宅でチェルシー対トッテナムを観戦。優勝が決まった瞬間、喜びを爆発させ、笑顔が溢れた。チームメイトと抱き合って喜んだモーガンは「これまでで最高の瞬間だ、このチームの一員であることを本当に誇りに思う。優勝するために全員が懸命にプレーしてきた。誰も我々が優勝するなんて信じていなかったが、勝ち取ることができた。リーグチャンピオンに値するチームだ」と語った。

 今季の目標は残留だった。昨季レスターは残り9試合の時点で最下位と降格の危機に瀕していたが、重圧のかかる終盤戦で7勝1分1敗と驚異的なラストスパートで奇跡の残留を果たした。しかし、昨夏にナイジェル・ピアソン前監督が電撃解任。クラウディオ・ラニエリ監督が就任したが、昨季の勢いのままに2試合を残してクラブ史上初のプレミア制覇を果たした。

「このチームほどのスピリットは他に知らない。我々は兄弟みたいなんだ。昨季も降格するだろうと予想されていた中で奮起し、予想が誤りだと証明してみせた。今季はその続きさ。勢いには乗ったけど優勝は誰も信じていなかった」

 レスターは次節エバートンと対戦する。今季のホーム最終戦だ。「土曜日までまだまだかかるね。トロフィーを掲げる瞬間が待ちきれないよ」と優勝の興奮はおさまらない様子だった。

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