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「昔から特別な選手だと自覚してきた」 率直に思いを語るC・ロナウド

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 誰もが特別な選手だと認めている。だが、誰よりも長く、強く思ってきたのは、クリスティアーノ・ロナウド本人かもしれない。

 バロンドールに3度輝いた。チャンピオンズリーグやプレミアリーグで、ゴール数の記録を数々打ち立ててきた。現在はレアル・マドリーでプレーするC・ロナウドは、バルセロナFWリオネル・メッシとともに世界一を争う選手だ。

 トッププレーヤーだからこそ、自身への評価を率直に語る。『UEFA.com』に対して、まばゆいほどの自画自賛を展開した。

 スポルティングの下部組織でプレーしている頃から、CR7の目は高みを見据えていた。

「正直に言って、どんな選手に目を向けることも、彼らのようになりたいと思うこともなかった。スポルティングから巣立った素晴らしい選手たちがいたけれども、僕はいつでもその先のことを考えていた」

「いつでも自分は特別な選手だと感じていた。スポルティングでプレーを始めた頃からね。いずれトップレベルのプロになると感じていた」

 その一本の信念が、今に至るまでC・ロナウドを貫いている。だからこそ、ぶれずに成長を続けてきた。

「(トッププロになることが)あれほど早く実現するとはまったく思わなかったけれど、才能はあったから、自分自身の備えを怠らなかった。常にハードワークして、自分のポテンシャルを信じ続けた。スポルティングのアカデミーでも、マンチェスター・ユナイテッドでも、レアル・マドリーでもね」

「そうして僕は選手としても人間としても、さらに成長したんだ。自分の仕事を楽しんできたのさ」

 2、30年後に振り返ったときに、歴史にどう名を残しているかを問われると、こう答えた。

「サッカーの歴史に名を残すことに疑いを抱いてはいない。人々に気に入られようが、気に入られまいが、数字がそう物語っている」

「僕はすでにサッカーの歴史に名を刻んでいるんだ」

 4日には、レアル・マドリーの一員としてチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグに出場することが予想されている。チームをさらなる高みに導けば、さらに雄弁になった数字の前で、周囲は沈黙せざるを得なくなる。


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