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“チェルシーのテリー”はこれで見納め?今季2度目の退場で残り2戦すべて欠場

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 DFジョン・テリーチェルシーでのプレーはこれで見納めとなってしまったのだろうか――。

 チェルシーは7日、敵地でサンダーランドと対戦した。前半14分にFWジエゴ・コスタのゴールで先制し、同点とされて迎えた前半アディショナルタイム3分にMFネマニャ・マティッチが勝ち越しゴールを決め、前半を2-1で終えた。しかし、後半は残留へ意気込むサンダーランドの攻撃に苦しみ、立て続けに失点を喫し、2-3。さらに後半アディショナルタイムにテリーがこの日2枚目の警告を受けて退場となり、逆転負けを喫した。

 テリーはこれで今季2度目の退場となり、英『BBC』によると2試合の出場停止となるとのこと。これでテリーは、11日の第30節延期分リバプール戦、15日の最終節レスター・シティ戦を欠場することとなり、一足早くシーズン終了となった。

 今季限りで契約が満了するテリーは、1998年に17歳でトップチームにデビュー。以降、公式戦703試合に出場し、66ゴールを記録。これまでの在籍期間に4度のプレミアリーグ制覇に加え、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグなど合計16のタイトルを獲得してきた。チームに大きく貢献してきた闘将に対してクラブ側から契約延長の打診はなく、今夏の退団が濃厚とみられている。

 また、英『デイリー・メール』によると、テリーは退団に向けて、本拠地スタンフォード・ブリッジを借り切ってのお別れパーティー開催を計画しているという。フース・ヒディンク監督は「これがテリーの最後になるかはわからない。しかし、ホーム最終戦に出場できないのは残念でならないよ」と語っていたが、テリーはこのまま下部組織から数えて21年を過ごしたクラブを去ることとなるのだろうか。

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