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5失点敗戦のトッテナム、ポチェッティーノ「監督として人生最悪の日」

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[5.15 プレミアリーグ第38節 ニューカッスル5-1トッテナム]

 トッテナムが大失速で3位でシーズンを終えることとなった。プレミアリーグは15日、最終節を行い、2位トッテナム(勝ち点70)が18位ニューカッスルと対戦し、1-5で敗れた。この日、3位アーセナル(勝ち点68)が最下位アストン・ビラに勝利したため、最終節で順位が入れ替わることとなった。

 勝利すれば1992年に創設されたプレミアリーグで過去最高の2位フィニッシュとなるはずだったトッテナム。痛すぎる大敗を受け、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は「監督として人生最悪の日だった」とファンたちの前で謝罪した。『ESPN』などが伝えている。

 570マイル(約920キロ)の距離があるにも関わらず、敵地で行われた試合にはトッテナムのファンが約3000人以上も駆けつけたという。皆がチームの過去最高の順位でのフィニッシュに期待を寄せていたが、まさかの結果。

 指揮官は「最初に、まずファンの皆様に謝罪したい。今日のチームは本当にひどかった」と言い、「監督として人生最悪の日だった。イングランドだけでなく、スペインでのことも含めて、だ」と肩を落とした。

「非常に悪かった。気分が悪いよ。最悪なのは、順位についてはどうでもいいと言わんばかりのプレーだったことだ。イライラさせられたし失望した」

 前半19分に先制されると、同39分にはクロスからヘディングシュートを決められ、0-2に突き放された。後半15分に1点を返し、同22分には相手の退場で数的有利に立ったが後が続かず。後半28分にはPKで再び2点差とされると、後半40分から立て続けの2失点。終わってみれば10人で1-5の敗戦だった。

「許したゴールを分析しなければならない。それからチームのフォーメーションと、いくつかの決定についてもね。もちろん、2位で終えたかったさ」と話した指揮官。「戦術的な問題やコンディショニングに問題があったとは考えていない。これまでのシーズンずっと言ってきたように、もっとメンタルの部分を鍛えなければならないんだ」と言う。

「今日の試合では最初から私達の問題が出てしまった。戦う準備ができていなかったんだ。今日はシーズンを通してできていたパフォーマンスがまったくできていなかった」

「これからどうやって改善していくのか、具体的なアイデアが必要だ。大きなことを成し遂げたいと思ったら、今日のような試合は二度とあってはならない」

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