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シメオネ:「マドリーは待ち構え、カウンターを仕掛けてくるはず」

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 アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督が、28日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝レアル・マドリー戦に向けて会見を行った。

 アトレティコは21日をオープン・メディア・デーとして、CL決勝を控えるチームの面々をメディアの前に登場させた。シメオネ監督は会見に出席して、各メディアの質問に応じている。

 アルゼンチン人指揮官はCL決勝で、マドリーがカウンターを主力武器にするとの考えを述べている。

「私はマドリーが、マンチェスター・シティ戦で見せたようなプレーを実践すると想像している。カセミロの存在によって守備力を増した彼らは、我々を待ち構え、カウンターを仕掛けてくるはずだ」

「カウンターを主力武器とする2チームの対戦?もちろん我々にも彼らにも、ボールを保持しながらプレーすべき場面があるはずだ。それはプレースタイルなんてものと関係がない。シティ戦のマドリーは戦術的に素晴らしかったね」

 一方で、マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督については、次のような見解を語った。

「何より、彼が実現している仕事を祝福したい。難しい時期にマドリーの監督となったが、ジダンは選手から信頼を得ている。彼はチームに刺激と、前線3選手のスピードを生かした速攻をもたらしたんだよ」

 また離れて暮らす子供たちについて質問されると、こう返答している。

「アルゼンチンの外で、子供たちと離れて暮らすというのは簡単ではない。いや、じつに難しいことだよ。ただ、重要なのは一緒に過ごす時間の長さではなく、どう過ごしたかという内容なんだ。そう、時間というものは質こそが何より重要であり、それに関してはしっかりと持つことができている」

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