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ギグス、「真剣に」ユナイテッド退団を検討か 「五分五分」との声も

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 ルイス・ファン・ハール監督を解任し、ジョゼ・モウリーニョ氏の招へいが濃厚なマンチェスター・ユナイテッドで、ライアン・ギグス氏は去就を悩んでいるようだ。イギリス『テレグラフ』や『デイリー・メール』が報じた。

 デイビッド・モイーズ体制でもファン・ハール体制でもアシスタントコーチを務めてきたギグス氏だが、モウリーニョ氏が就任してもアシスタントコーチを続けるかを考えているそうだ。

『テレグラフ』によると、ギグス氏はファン・ハール解任が騒がれる中で自身に就任のチャンスがなかったことで、28年にわたるユナイテッド生活に終止符を打つことを「真剣に」考えていたという。

 一方で、ギグス氏はユナイテッドを飛び出し、別のクラブで指揮官を務めても、そこで苦しむことになった場合、将来的なユナイテッド監督就任の可能性に影響することを危惧しているという。ユナイテッドOBでは今季、ガリー・ネビル氏がバレンシアをシーズン途中から率いたが解任された。

 また、『デイリー・メール』によると、23日にエド・ウッドワードCEOと会っているギグス氏は、クラブからアシスタントコーチではなく、下部組織の仕事をオファーされた様子と報じた。そのうえで、クラブ内部の人間は、クラブはギグス氏がコーチングスタッフ入りを決断することを望んでいると明かしており、ギグス氏が今後もユナイテッドに残るかどうかは「五分五分」としている。

 なお、『デイリー・メール』は、ユナイテッドのスタッフやベテラン選手たちは、モウリーニョ氏よりギグス氏の就任を望んでいたと報じている。

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