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OBシュマイケル氏:「モウリーニョはユナイテッドを救うかもしれない」

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 元マンチェスター・ユナイテッドGKのピーター・シュマイケル氏は、古巣の監督就任が濃厚だと言われるジョゼ・モウリーニョ氏が救世主になれる可能性もあるとして期待を寄せているようだ。

 シーズンを通してファンやメディアからの批判を受け続けてきたルイス・ファン・ハール監督は、今季最終戦でFA杯優勝を勝ち取りながらも、23日に解任が発表される結果に終わった。

 後任に招へいされることが確実視されるモウリーニョ氏は、過去にもユナイテッド監督の候補に挙げられたことがあったが、その時点ではクラブの重鎮たちが首を縦には振らなかったとシュマイケル氏は考えている。イギリス『BBC』に次のように語った。

「オーナーやクラブ首脳陣にとって、モウリーニョは簡単な選択肢ではない。彼が適切な人物だったとすれば、もっと早く彼を連れて来ることになっていただろう」

「彼は(チェルシーで)クラブのディレクターや会長やチームドクターと衝突した。マンチェスター・ユナイテッドがクラブを運営していく上で望んでいるようなやり方ではないことをやってきた。そういうすべてのことがあって、サー・アレックス・ファーガソンやサー・ボビー・チャールトンが彼に『イエス』とは言わなかったんだと思う」

 だが監督に就任することになれば、そのモウリーニョ氏こそがユナイテッドを救う存在になる可能性もあるとシュマイケル氏は述べた。

「これでクラブは、世界最高の監督だとされる男を手に入れた。マンチェスター・ユナイテッドを本当に救うことができるかもしれない男だ。勇敢な決断だが、ずっと前に予定されていたはずのことだった」

「モウリーニョは、なぜ過去に自分に声がかからなかったのか分かっている。それなら、自分を変えてこのクラブでの仕事というものに合わせようとしないはずはないだろう」


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