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「バーディがレスターに残るべき5つの理由」

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 レスター・シティFWジェイミー・バーディは、アーセナルへの移籍に迫っていると報じられている。だが、この移籍を疑問に思う人も少なくない。『ESPN』は、「彼がレスターに残るべき5つの理由」と題した記事を掲載した。

 レスターは今年2月、バーディとの契約を延長したばかりである。だが、契約解除金が約2000万ポンドに設定されていたため、これを利用してアーセナルが獲得に動いている模様だ。

 移籍決定が近いと言われているところだが、『ESPN』はバーディにとって良い判断ではないと考えている。残留を勧める5つの理由を挙げた。

「バーディはレスターのアイコン」
「良いタイミングの移籍ではない」
「アーセナルには合わない」
「年齢」
「イングランド代表のチャンスにも影響」

 記事の中で、バーディはレスターで盲目的に崇拝されていることを強調。チーム全体が彼のためにプレーしていると指摘した。プレミアリーグ優勝を逃し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権がなければ、移籍する理由はたくさんあるとしているが、ひとまず来シーズンはレスターで続けるべきとしている。その結果として、CLグループステージで敗退し、リーグでも苦しんでいるのであれば、1月に移籍すれば良いと提案した。

 また、アーセン・ベンゲル監督のサッカーのスタイルにマッチするかというシンプルな疑問を投げかけ、むしろノースロンドンのライバルであるトッテナムの方がバーディのサッカーに合っているとしている。

 仮にアーセナルへ移籍して苦しむようなことがあると、バーディは2年後のワールドカップでイングランド代表に入れないかもしれない。絶対的な信頼のあるレスターで続けた方が、イングランド代表でのキャリアも充実するのではないかとも予想した。

 来年1月には30歳になるバーディ。名門クラブに移籍したいと思ったら、残された時間は長くないだろう。選手本人も大いに悩んでいるのではないだろうか。

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