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“黄金世代”の戦いはまだ終わらない?「2年後のW杯もユーロ2020もある」とアザール

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ウェールズに敗れ準々決勝敗退

 1日に行われたユーロ2016準々決勝で、ベルギーはウェールズに1-3の敗戦を喫する結果に終わった。MFエデン・アザールは結果に落胆しつつ、2年後のワールドカップ(W杯)や4年後のユーロに向けて戦い続けていく姿勢を示している。

 アザールも含めプレミアリーグなどで活躍の目立つ選手を数多く擁するベルギーは、今大会屈指のタレント軍団として大きな期待を集めていた。決勝トーナメント1回戦ではハンガリーを4-0で粉砕し、ようやくエンジンがかかってきたかに見えたが、伏兵ウェールズに行く手を阻まれることになってしまった。

 ブラジルW杯に続いてのベスト8で大会を終え、アザールは試合後に次のようにコメントしている。

「最初の20分間は素晴らしい試合ができていた。もっと戦い続けたかったけど、今日は相手の方が僕らより強い意欲を持って戦っていた。ウェールズにはイングランドでプレーしている選手が多くて、彼らには強い意欲や接触プレーの強さがあった」

「今日の僕らはすごく若いチームだった。若さは素晴らしいことだけど、経験が不足していればその影響が表れてしまうこともある」

 だが、“黄金世代”と呼ばれるベルギーの戦いはここで終わるわけではない。アザールは未来を見据えて再び立ち上がろうとしている。

「イタリアには敗れたけど、アイルランド、スウェーデン、ハンガリーとの3試合では良い戦いができたと思う。これからもこの世代で一緒に仕事を続けていきたいし、一緒に何かを勝ち取ることを目指していきたい」

「2年後にはW杯がある。それがまた次の目標だ。だから予選のことを考えていかなければならない。それから2020年のユーロもある。僕らは若いチームだから、未来についてはポジティブに考えることができるはずだ」

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