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ファーガソン、マンU退団の愛弟子ギグスにエール「彼らしくあってほしい」

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 マンチェスター・ユナイテッドを退団するライアン・ギグス氏に、アレックス・ファーガソン氏がエールを送っている。英『BBC』が伝えている。

 1987年にユースに加入して以降、ユナイテッド一筋のギグス。選手兼コーチ、選手兼監督を経験して2014年に現役を引退するまで、プレミアリーグを13回、UEFAチャンピオンズリーグ2回、FA杯4回、リーグ杯2回の優勝に貢献。05年にはイングランドサッカーの殿堂入りも果たし、引退後も今季までユナイテッドのアシスタントコーチを務めていた。

 しかし、新監督に就任したジョゼ・モウリーニョ監督が右腕としてルイ・ファリア氏を連れてきたことにより、クラブはギグス氏に下部組織の仕事をオファーしていた。だが、指揮官を目指す同氏はこれに合意せず、現役時代から29年間過ごしたクラブに別れを告げることになった。

 ギグス氏の恩師でもあるファーガソン氏は「アシスタントには、心から信頼できる人物を据えなければならない。モウリーニョが長年一緒にいるアシスタントを連れてきたが、まったくもって正しい判断だ」とモウリーニョ監督がファリア氏を連れてきたことに理解を示した。

 その上で教え子であるギグス氏を「彼のポーカーフェイスは、決意を秘めている証だ。このような結果が強く求められる業界では、確固たる決意、そして少しばかりの人格が必要なんだ」と高く評価。「ライアンが独り立ちする日がやってきたんだ。外に出て、チャレンジすることを決断した。彼らしくあってほしい。彼にはすでに監督になる用意ができているし、それだけのクオリティもある」とエールを送った。

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