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イングランド、新監督候補としてクリンスマンと交渉中か ビアホフ氏が語る

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ドイツで成し遂げた改革をイングランドでも?

 FA(イングランドサッカー協会)は、代表チームの新監督候補の一人として、アメリカ代表のユルゲン・クリンスマン監督と交渉を行っている模様だ。ドイツ代表チームマネージャーのオリバー・ビアホフ氏がそうコメントしている。

 イングランドはユーロ2016決勝トーナメント1回戦で、格下と考えられたアイスランドに敗れて大会を終えた。ロイ・ホジソン監督はその直後に退任を表明し、現在は新監督探しが行われている。

 ビアホフ氏はクリンスマン監督とは仲の良い友人であり、同監督がドイツ代表を率い始めた際にチームマネージャーに就任した。同氏はクリンスマン監督が「イングランドと交渉を行っていると思う」と述べつつ、もし就任すれば成功を収められるはずだとの見解を語った。

「(イングランドに)うまく合うのではないかと思う。彼とは2004年に一緒に仕事を開始した。彼は変化を望むタイプなので、必ずしもいつも物事をうまく扱えるわけではないが、モチベーションをもたらすことができる」

「彼には難しい決断を下すことができる勇気がある。おそらくイングランドは、何かそういうものを必要としているのではないだろうか」

 現役時代にトッテナムでプレーした経験もあるクリンスマン監督は、2011年からアメリカ代表を率いている。ドイツ代表でビアホフ氏らとともに成し遂げたような改革を、イングランドでも再現することが望まれているのかもしれない。

「誰かの肩に手を置けば、それですべてのことが起こるというようなわけにはいかない。たくさんのことが同時に起こる必要がある」

「ユーロ2000で失敗に終わってから、我々(ドイツ)はインフラと若い選手・監督たちの教育に大きな投資を行った。だからこそ今では大勢の才能ある選手たちがいて、ブンデスリーガは若手への投資を行っている」

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