beacon

五輪、アーセナル、日本代表…浅野拓磨がFIFAに語る「どんなことにも全力で」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 『fifa.com』が、新シーズンからアーセナルに移籍することが決まっているリオデジャネイロ五輪日本代表FW浅野拓磨のインタビュー記事を掲載している。

 まずは浅野の紹介から始まる。「浅野拓磨という選手が、アーセナルというビッグクラブに加入すると考えていた人はおそらくほとんどいないだろう」とするも、「チームホテルのロビーに座ってインタビューを受けている彼の目には、不安そうな様子は見られない」と堂々と受け答えをする日本の若きストライカーに感心した様子だ。

「五輪でプレーすることはずっと僕の夢だったんです。間違いなく、世界で最も大きいトーナメントとの1つですからね。五輪のことは誰もが知っています。そのチームの一員になれて今はワクワクしてます。プロになってから、ずっと僕の家族は五輪に出てほしいと願っていました。だから五輪に出場できたことは、家族にとっても僕にとってもすごく嬉しいことなんです」

「常に両親には感謝しています。僕にはたくさんの兄弟姉妹がいます。彼らがいるから僕も謙虚な気持ちでいられます。僕の家族はみんな、サッカーを経験させてもらいました。だから両親に感謝しているんです。ブラジルに来てから、家族とはすでにビデオチャットで何回か話しました。間違いなく家族もテレビで試合を見るでしょう!」

 五輪後はいよいよイングランドに渡り、プレミアリーガーとしての生活をスタートさせる。「ずっと海外でプレーしたいなと思っていた」という浅野は、意気込みを次のように語った。

「ずっと海外でプレーしたいなと思っていましたし、これまでいくつかオファーももらっていました。だけど、行くべきかどうか確信がもてなかったんです。でも日本代表に呼ばれたとき、そこには海外でプレーしている選手がたくさんいました。彼らとプレーしているなかで、海外のリーグでチャレンジしたいという思いが強くなりました。そこにアーセナルからオファーが届いたんです。もちろん、行くべきかどうかはすぐに決断できませんでした。でも、家族や友人と話してみて、最終的に行くべきだと決断しました」

「今すごく充実してますよ!五輪もそうだし、アーセナルについてもです。実際に来シーズン、アーセナルでプレーできるかはわかりませんが、自分のベストを尽くすつもりです。僕のモットーは、目の前の事に対し、100%で取り組むことなんです。だからどんなことにも全力で取り組みますよ。五輪についても来シーズンについてもです。五輪後は、A代表でチャレンジしていきたいですね」

「何度か代表に呼ばれていくうちに、チームの結果に責任をもつべきリーダーの1人であると、自分のことを捉えるようになりました。うまくプレーできないと、次のレベルでプレーするチャンスを失ってしまう。まず五輪でいいパフォーマンスを発揮して、それから次のレベルに進みたいと思っています」

●欧州組完全ガイド
●プレミアリーグ2016-17特集
●欧州組完全ガイド

TOP