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ファーディナンド氏がポグバの1億ポンド移籍を語る「評価は白か黒のどちらかだ」

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 元イングランド代表のリオ・ファーディナンド氏が、かつてマンチェスター・ユナイテッドでともにプレーし、今夏、史上最高額の移籍金で復帰が噂されているユベントスMFポール・ポグバについて語っている。

 ポグバは2011年にマンUでトップ昇格を果たしてプロ生活をスタートさせた。同シーズンにプロデビューも飾ったが、翌シーズンよりユベントスにフリートランスファーで移った。しかしその後、素質はすぐに開花。名声は高まるばかりで、現在の移籍金は世界最高額となることが予想されている。

 ポグバが退団する当時、レギュラーとして活躍していたファーディナンド氏は、ポグバに「なぜユベントスに移籍するんだい」と尋ねたという。『メトロ』が伝えた。

「彼が退団するとき、私は『なぜユベントスに移籍するんだ?』と尋ねたんだ。そしたら彼はこう言ったんだ。『僕は世界最高の選手になりたい』ってね。そして彼は実際に成長している。でも世界最高の選手にはまだまだだけどね」

 マンUへの加入が有力視されるポグバだが、話題はやはり1億ポンド(約130億円)を超えるといわれる移籍金だ。『高すぎる』といった声があるのは事実だが、ファーディナンド氏は「結果を残すしかない」とアドバイスを送っている。

「ユベントスでは素晴らしい結果を残してきた。とはいえ、1億ポンドで獲得するからには、試合を引っ張る存在になることが求められるようになる。彼がそこまでの選手に成長できるだろうか?私はできると考えている。それだけのポテンシャルがあるからね。でも1億ポンドの価値があるかどうかは、私にはわからない」

「彼の評価は、白か黒のどちらかになるだろう。パフォーマンスはどうだったか、マンUに優勝をもたらしたか…そういったところで判断されることになる。私がマンUに(3000万ポンドで)移籍したとき、みんな口をそろえて『高すぎる』と言ったものだ。だが、私たちが12年間で6度のプレミアリーグ制覇を成し遂げると、今度は『それ見たことか。あんまり高くなかっただろ』と言ってくる。100万ポンドを支払っても、これから10年で5度のタイトルを獲得できれば、その金額の価値は十分に見合うだろう」

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