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ドルトムント、長期離脱中ロイスの復帰時期が不透明に…独誌が痛みが再発と報道

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復帰時期が不透明となっているマルコ・ロイス

当初の見通しからすでに1か月復帰が先送りに

 ドルトムントに所属するMFマルコ・ロイスの復帰時期が不透明となっているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』によると、現在リハビリ中の同選手は負傷箇所に再び痛みを感じているという。

 ロイスはこの夏に開催されたユーロ2016出場を内転筋の負傷で見送った。その後は8月中旬の復帰を目指し、リハビリに励んでいると伝えられていた。だが、9月中旬現時点でもまだ戦列復帰に近づいている様子が見られないようだ。

 トーマス・トゥヘル監督は先週の会見で、「彼はリハビリで直線的な動きから方向転換の練習に至ったところ。ボールを使った練習はまだほどほどの段階だよ」と話すにとどまっていた。ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)も「彼の負傷は複雑なので、完治する時期の予想は判断し難い」とコメントし、ロイスの復帰に関する明言を避けている。

 ハンス・ヨアヒム・バツケCEOは数週間前『シュポルト1』で、「我々は彼が第3節(今月17日のダルムシュタット戦)までに復帰できると考えている」と話していた。だが、同CEOはロイスの状態について13日、「正直、まともな答えを出せない」と不安をのぞかせている。

 MFヘンリク・ムヒタリアンという昨季までの主力を失ったドルトムントはこの夏、MFマリオ・ゲッツェ、FWアンドレ・シュールレウスマン・デンベレらを獲得し、2列目を積極的に強化している。それらの補強は、ロイスのさらなる離脱を懸念していたためだったのだろうか。

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