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ドルトムント指揮官、2試合連続6発完封勝ちに満足…若手たちの勇敢なプレーを称賛

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ドルトムントは若手の活躍が続いている

 ドルトムントは17日に行われたブンデスリーガ第3節でダルムシュタットをホームに迎え、6-0での大勝を収めている。トーマス・トゥヘル監督は試合後、若手の勇気をたたえた。

 14日のチャンピオンズリーグ戦でレギア・ワルシャワを6-0で一蹴したドルトムントだが、今度はダルムシュタットを同じスコアで下した。MFゴンサロ・カストロが2ゴール、FWアドリアン・ラモス、クリスチャン・プリシッチや途中出場のMFセバスティアン・ローデ、FWエムレ・モルがそれぞれ1ゴールを決めている。

 トゥヘル監督は試合の内容、結果ともに満足しているようだ。クラブの公式サイトが伝えている。

「非常に円滑なパフォーマンスを見せたと思う。ミッドウィークのレギア戦でのレベルを維持できた。今日の試合は我々のペースとリズムで進めたかったが、ファイナルサードに入り込むためのアグレッシブな姿勢と意欲を生かし、それができた。試合を終始コントロールし、妥当な勝利を収めた」

 一方で、このように圧倒できたことを当然だと思っていないようだ。

「5人のバックライン、その前に4人の列を置く相手と対戦するのは限りなく難しい。相手ゴール前のエリアに入れるためには、プレースピードと我慢強さを混ぜ合わせたものが必要。もちろん1対1に臨む勇気、数的有利な状況を作ってくれるプレーヤーたちも必要だ。パスだけではそれはできないからね」

 MF香川真司マリオ・ゲッツェ、FWピエール・エメリク・オーバメヤンらがベンチに置かれ、DFラファエル・ゲレイロ、FWウスマン・デンべレ、プリシッチら若手はスタメン起用。思い切ったターンオーバーに踏み出したトゥヘル監督だが、彼らについてこう語っている。

「彼らには我々にスピードを与え、サイドから中に入りドリブルを仕掛ける勇気を見せてほしい。それが彼らの特性だからね。我々にとってそれらのポジションでプレーする彼らは非常に貴重だね。ほかのプレーヤーたちは彼らに、あのように自由にプレーできるための舞台をつくってくれる。我々は若い選手たちを信頼しているよ。そうでなければプレーさせないよ」

 一方、トゥヘル監督はゲッツェは途中出場させて、シグナル・イドゥナ・パークでの再デビューを飾らせるつもりだったことも明かしている。

「マリオは代表の2試合をプレーし、我々の下でも2試合先発出場したんだ。だが以前は負傷していたし、インテンシティーが高くない時期を過ごしていた。なので、慎重にいきたかったんだ。本来はホームゲームでもあったし、彼にこのステージを与えるためにも彼を途中出場させたかったけどね。だが、マルセル・シュメルツァーが少し問題を抱えていたため、(シュメルツァーの交代で)それができなくなってしまった」

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