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主力不在、今季初失点も試合巧者ぶり発揮…バイエルン指揮官「とても厳しい試合展開だった」

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カルロ・アンチェロッティ監督は「難しい試合だった」と振り返った

[9.17 ブンデスリーガ第3節 バイエルン3-1インゴルシュタット]

 バイエルンは17日、ブンデスリーガ第3節でインゴルシュタットと対戦し、3-1で逆転勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は、「難しい試合だった」と振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 開幕から2試合連続で完封勝利をおさめていたバイエルンは、DFフィリップ・ラームとFWトーマス・ミュラー、DFダビド・アラバが胃腸炎により不在。さらにMFマッツ・フンメルスもインフルエンザで欠場し、アンチェロッティ監督は大幅にメンバー変更を強いられた。すると、開始8分で失点。今季初めての失点を喫した。

 だが、バイエルンは前半12分にMFフランク・リベリのスルーパスに反応したFWロベルト・レバンドフスキが左足のループシュートで同点ゴール。後半5分には、MFシャビ・アロンソが豪快なミドルシュートを叩き込み、逆転に成功すると、後半39分にDFラフィーニャが右足ミドルでダメを押した。

 アンチェロッティ監督は「今日の試合は難しい試合だった。欠場者が出てから、4バックを新たに組み直さなければならなかった。インゴルシュタットは、良いサッカーをしていたよ。前線からプレッシャーをかけて、ロングボールを多用し、彼らの強みである空中戦で勝負を挑んできた。とても厳しい試合展開だった」と対戦相手を称えた。

「時々、良いパフォーマンスを発揮できない試合もある。そのような状況では違うクオリティーを示す必要がある。今日のチームはそれが出来たと思う」。逆転勝利をおさめたバイエルンはこれで開幕から3戦11発。無傷の開幕3連勝で勝ち点を9に伸ばし、前人未到の5連覇へ好発進を切っている。

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