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バルサとの大一番に臨むシメオネ「ネイマールのプレーは好み」「勝負決めるのはエリア内」

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敵地カンプ・ノウで王者撃破を狙うディエゴ・シメオネ監督

 アトレティコ・マドリーは、21日に行われるリーガ・エスパニョーラ第5節、敵地カンプ・ノウでバルセロナと対戦する。ディエゴ・シメオネ監督は大一番を前に厳しい戦いを予想した。

 開幕から2戦連続ドローを演じたアトレティコだが、そこからセルタ戦(4-0)とスポルティング・ヒホン戦(5-0)で連勝して4位まで順位を上げている。一方のバルセロナは第3節でアラベスに敗れたものの、ほか3試合では白星を挙げて現在2位に位置している。

 この試合を前に、バルセロナはFWネイマールが挑発的なプレーで批判を浴びている。しかしながらシメオネ監督は試合前日会見でブラジル代表FWを擁護した。スペイン『マルカ』『アス』がコメントを伝えている。

「ネイマールは並外れた選手だ。彼には強いパーソナリティーがある。(リオデジャネイロ・)オリンピックでは、最初の2試合を終えてブラジルで批判を浴びたが、金メダルを獲った。バルセロナで自身の才能を如何なく発揮している」

「あれがネイマールのプレースタイルなんだ。私は好きだよ。選手には、それぞれ独自のプレースタイルがある。彼のプライベートは世間にさらされ、それすら批判の対象となっている。彼は歌い、踊り、楽しみ...精一杯生きている。そういう彼への批判は続くかもしれない。彼はそれに応じるべき場所(ピッチ上)で応じなければいけない」

 アトレティコは、これまでカンプ・ノウで勝利を収めたことがない。

「我々が敗戦した試合は、すべてバルセロナの功績によるものだ。引き分けた数少ない試合は、それにふさわしい戦いをした。だが90分の長い戦いでは勝利に値しなかった。チャンピオンズリーグの試合で、彼らを相手にして一時的にリードしていたことはあった。しかし90分の試合では、いつも彼らが上回って勝利を得ている」

 試合の展望については、次のように語った。

「バルセロナは自分たちのアイデンティティを維持している。疑いがあるとしたら、(ハビエル・)マスチェラーノをどこで起用するかくらいだろう。いつものカンプ・ノウのバルセロナを予想しているよ」

「試合は中盤の攻防で決まらない。決定的となるのはエリア内でのプレーだ。彼らの攻撃陣は信じられないポテンシャルを秘めている。我々がうまく守れれば、(勝利の)可能性は生まれるだろう。中盤は攻守の切り替えが行われる場所に過ぎない。才能にあふれた選手たちと対峙する試合で、試合を決めるのはエリア内だ」

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