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クロップと話したのは一度だけ…好調バロテッリがリバプール退団を語る

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復調の兆しで饒舌になるFWマリオ・バロテッリ

 ニースに今夏加入したFWマリオ・バロテッリが、リバプール時代にユルゲン・クロップ監督と一度しか言葉を交わさなかったと明かした。英『スカイ・スポーツ』が報じている。

 バロテッリは、14年8月にリバプールに加入したが期待された結果を残すことができず、昨年8月にレンタルでミランに復帰。古巣でも怪我に苦しめられ、今夏リバプールに戻っていた。しかし、クロップ監督に戦力外通告を言い渡され、完全移籍でのニース移籍を決断。リバプール退団後は「加入したのは人生最悪の決断だった」と過去の選択を悔やんでいた。

 ニースではここまで公式戦5試合に出場し、6ゴールを記録。復調の兆しを見せているバロテッリ。『スカイ・イタリア』に対し、「クロップは俺のことなんて何も理解していない。一度しか話す機会がなかった。彼からは、別のクラブに行き、ハードワークをしてから戻ってくるように伝えられた。だから、彼らに別れを告げたんだ。もう再会することはないだろう」と、リバプールを退団することになった経緯を告白した。

 また、バロテッリは「誰のせいでもない。ただ、あそこが俺にとって理想的な環境じゃなかった」と、リバプールやミランは自分にとって最適な環境のクラブではなかったと主張し、「プレーや立ち振る舞いで過ちを犯したことはない。ただ、ケガをしてしまったんだ。それは自分でコントロールできない部分だった」と、実力を発揮できなかったのは怪我のせいだとしている。

「ここは気候がいいからね。俺はリラックスできて、しかも美しい環境に行きたかった。もう1つのニースを選んだ理由は若い選手が多いことだ。みんなだいたい同じ歳なんだよ」と、ニース移籍を決断した理由を語るバロテッリ。ニースで継続して本来の実力を発揮することができるだろうか。

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