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デシャン監督がポグバに同情「みんな過度に期待しすぎている」

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デシャン監督がMFポール・ポグバを擁護

 フランス代表のディディエ・デシャン監督が同代表MFポール・ポグバへの高まりすぎる期待に釘を刺した。『ESPN』が伝えている。

 ポグバは今夏、マンチェスター・ユナイテッドにサッカー史上最高額となる8900万ポンド(約116億5400万円)の移籍金で加入。だが、その高額すぎる移籍金が期待値のハードルも上げていることもあり、常に周囲の厳しい目にさらされている。デシャン監督はポグバの立場を理解した上で、次のようにコメントした。

「みんな、ポグバが毎試合ゴールに絡むことを望んでいる。それは過度な期待というものだ。ポグバ自身は大丈夫だ。彼は、自分のやるべきことが分かっている」

 また、ポグバの兄であるサンテティエンヌのDFフロランタン・ポグバも『テレフット』に対し、弟ポグバに期待を込めてこう話している。

「ポールは今ユナイテッドというチームの象徴そのものだ。あそこは新しい監督で、しかも新しい選手も多い。彼らはゲームプランを模索する必要がある」

「ポールのパフォーマンスは徐々にだけど、良くなってきている。僕は彼のことを信頼しているよ。しばらくすれば、チームのために自分の力をもっと発揮できるようになるはずさ」

「ポールも、自分が常にメディアのプレッシャーにさらされていることは分かっている。変わる必要なんてない。僕らの間では、そのことについて話すことはないよ」

 ユナイテッドのプレミアリーグ再開初戦は、17日に行われる第8節リバプール戦。W杯欧州予選のメンバーに招集されているポグバは、7日のブルガリア戦、10日のオランダ戦で鬱憤を晴らす活躍を見せ、クラブでのプレーに弾みをつけたいところだ。

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