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シメオネ「10年後に何をしているのか、どこにいるのかなど想像できない。大事なのは今」

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自身の哲学を語ったディエゴ・シメオネ監督

 アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督は、未来の想像にとらわれることなく、今現在だけに集中しているようだ。

 10日にヒュンダイ(現代)のプロモーションイベントに参加したシメオネ監督。イノベーションにまつわる話で、現在と未来について次のように語っている。

「私には、今起きていることだけに備えるという哲学がある。それこそが成長していくために、絶対に間違いのない道だよ。未来には新しい物事が訪れ、それに対する心構えも必要だ。だが自分を確実な、強い人間にしてくれるのは今現在にほかならない」

「未来を想像することはない。日々働き、楽しむだけだよ。それが未来へと向けた原動力となる。10年後に何をしているのか、どこにいるのかなど想像できない。自分が愛している人々のそばにいられれば、エネルギーをもらえる。未来に何があるかは、そのときに見てみよう」

 また人間の生き方は、仕事に取り組む姿勢と同じにしかなり得ないとの考えも述べた。

「人生と仕事に取り組む姿勢に違いはない。両方に対する感情の均衡があれば、より良い生き方ができるはずだ。誰も完璧ではなく、難しい状況にも直面する。しかし、そういう状況だって良いものだ。そう、良いものなんだよ」

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