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支配率35%のスコアレスドローも…モウリーニョ監督「リバプールが素晴らしい守備を見せたからだ」

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リバプールが守備的な戦いだったと主張するジョゼ・モウリーニョ監督

 マンチェスター・ユナイテッドは17日、プレミアリーグ第8節でリバプールと対戦し、0-0で引き分けた。英『スカイ・スポーツ』によると、ユナイテッドは2003年以降最低となるボール支配率35%を記録し、枠内シュートもわずか1本。守備的な戦いで臨み、敵地で勝ち点1を獲得したジョゼ・モウリーニョ監督だが、リバプールこそ素晴らしい守備だったと皮肉を込めて語っている。英『ミラー』が同監督のコメントを伝えた。

「私たちが望んだ結果にはならなかった。勝ちたかったが、1ポイントしか手に入れることができなかった。だから100%成功したというわけじゃない」

 数字上でリバプールに圧倒されながらも、最後まで引き分けではなく勝利を目指していたと話すモウリーニョ監督。「リバプールに対して、アンフェアに感じている人もいるだろう。彼らの守備は素晴らしかったからね」と、逆に相手がディフェンシブなゲームをしていたと主張する。

「最初、彼らは2人の守備的なMFを使っていた。(ジョーダン・)ヘンダーソンと(エムレ・)カンを両立させていたんだ。ストライカーを立てず、ほかの中盤の選手を使っていたんだよ。0-0で終わるということは、つまり両方のチームが素晴らしい守備を見せていたということだ」

 ボール支配率35%というスタッツに対して批判も少なくなかったが、モウリーニョ監督はあくまで強気の姿勢を崩さず。リバプールが良い守備を見せたことによるスコアレスドローだったと強調した。

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