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“優勝請負人”イブラが絶不調…決定機いかせず直近10戦でわずか1ゴール

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ズラタン・イブラヒモビッチが絶不調だ…

 マンチェスター・ユナイテッドの優勝請負人が絶不調に喘いでいる。

 今夏ユナイテッドに加入したFWズラタン・イブラヒモビッチ(35)は、コミュニティーシールドから公式戦5試合で5ゴールとインパクトを残していた。だが、9月29日のヨーロッパリーグ(EL)のゾリャ戦以降、公式戦の得点はなく、パフォーマンスが低下。29日の第10節バーンリー戦でも、前半17分の決定機でGKに防がれ、後半16分の豪快ボレーも決めきれなかった。試合は退場者を出した影響もあり、昇格組相手にスコアレスドロー。リーグ戦では4戦白星なしとなった。そこで槍玉に挙げられているのがイブラヒモビッチのようだ。

 英『BBC』によると、この試合で両チーム最多の12本のシュートを放ったが、いずれも空砲に終わった。さらにここまで「プレミア10試合で誰よりも多い70本ものシュートを放っているが、彼は9月10日のマンチェスター・シティ戦以来、6試合連続でゴールを決めていない。このノーゴール記録は2007年のインテル時代以来だ。イブラヒモビッチは直近(の公式戦)10試合でわずか1ゴールしか決められていない」と、“酷い”スタッツを列挙した。

 これまでオランダやイタリア、スペイン、フランスでリーグタイトルを獲得してきた“優勝請負人”は、入団の際のメディカルチェックでクラブ史上最高の数値を叩き出し、ユナイテッドのレジェンドであるエリック・カントナ氏に「俺はユナイテッドの神になる」と言い返すなど、ユナイテッドでも大物っぷりを発揮していた。

 しかし、ユナイテッドの救世主として期待されたイブラヒモビッチだが、試合ではその大物っぷりは鳴りを潜め、チームの恩師ジョゼ・モウリーニョ監督とともに苦境に立たされている。果たしてイブラヒモビッチはこの状況を跳ね返すことができるだろうか。


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