beacon

アウクスブルク宇佐美、代表落選がプラスに?クラブSDは「チームに集中できる」と今後に期待

このエントリーをはてなブックマークに追加

なかなか出場機会を得られていないFW宇佐美貴史

 今夏、アウクスブルクに加入したFW宇佐美貴史は、依然として出場機会を得られていない状況が続いている。だが、同クラブのシュテファン・ロイターSD(スポーツディレクター)によれば、今月のインターナショナルウィークは日本人アタッカーにとって好材料となるかもしれないという。

 これまで宇佐美が出場した公式戦はブンデスリーガ第1節のボルフスブルク戦の途中出場のみ。第4節から3試合連続でベンチメンバーから外れると、続く公式戦3試合は足首の負傷のため、欠場を強いられた。第9節バイエルン戦、第10節インゴルシュタット戦にはベンチに復帰するも、出番は訪れていない。

 ドイツ紙『アウクスブルガー・アルゲマイネ』は先週、宇佐美の出場機会の少なさを受け、ディルク・シュースター監督の構想に含まれていない可能性を指摘。だが、同紙が新たに伝えたロイターSDのコメントによれば、事態はそれほど深刻ではないとのこと。同SDは宇佐美の現状について次のように話している。

「彼は昨シーズン、日本で夏までプレーしたため、我々の下に加わるまで休養がほとんどなかった。だけど、これから調子を上げることを私は確信しているよ。明らかに上向きの傾向にいることが見られるからね。彼は練習ではいつも力強い姿だよ」

 またロイターSDは、宇佐美が今月の代表戦に呼ばれなかったことについて、「アウクスブルクのみに集中することができる」とクラブに残ることがアドバンテージとなる可能性を指摘。アウクスブルクの2列目でプレーするFWチ・ドンウォン、MFク・ジャチョルが韓国代表に招集された中、宇佐美もチャンスを掴みたいところだ。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP