チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールが躍動を続けている。

　一昨シーズンはプレミアリーグ制覇に大きく貢献してPFA年間最優秀選手賞に選ばれた。昨シーズンはその活躍が嘘だったかのように不振に陥り、今夏には移籍のうわさが流れた。しかし、今季は開幕からキレのある動きとイマジネーションを披露。現在、プレミアリーグで5連勝を成し遂げているチェルシーの中心選手として活躍している。

　そんなアザールについて、元チェルシーのトニー・カスカリーノ氏はその働きぶりに称賛を送るとともに、相手チームの指揮官たちが対策を立てないことに対する不満を口にした。『タイムズ』が報じている。

「アントニオ・コンテがアザールに対してフリーマンの役割を与えていることは誰の目にも明らかなことだ。それなのに誰も彼を常にマークする選手を用意しない。理解に苦しむよ」

「なぜ誰もアザールにマンマークをつけないんだ? 例えばスパーズのムサ・デンベレならできる。彼は素早くて強い選手だ。そういうタイプの選手ならできる。しかし、どのチームもトライしようとしない」

　アザールはプレミアリーグ第11節を終了した時点で7得点を記録している。チェルシーのキーマンであることは間違いないだけに、今度敵将がどのような対策を立ててくるかも見どころの1つになってきそうだ。

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