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ガメイロ、パリSG時代に指導受けたアンチェロッティに恨み節 「約束を守らなかった」

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パリSG時代にアンチェロッティ監督へ不満を抱えていたことを明かしたFWケビン・ガメイロ

 アトレティコ・マドリーFWケビン・ガメイロが、パリSG時代にカルロ・アンチェロッティバイエルン監督に不満を抱えていたことを明かした。

 2011-12シーズンから2シーズンにわたってパリSGに在籍したガメイロ。同クラブにアンチェロッティ監督がやって来たのは2011-12シーズン半ばだったが、選手に近しいことで知られるこのイタリア人指揮官と信頼関係を構築することはできなかったようだ。

『ジャーナル・デュ・ディマンシュ』の取材に応じたガメイロは、アンチェロッティ監督との思い出について次のように語っている。

「実際、失望を感じたよ。僕は彼のパリSGでプレーできる選手ではなかったようだ。アンチェロッティが監督になったとき、戦力に数えられていないことに気づいた。レギュラーから控えになったかと思うと、出場機会をほとんど得られなくなってしまったんだ」

 ガメイロはそのため、2012年夏の移籍市場でパリSG退団を望んだが、アンチェロッティ監督に残留するよう求められたという。

「シーズン終了後に退団の意思を示したが、彼に止められた。過密日程の中で、必ず出場機会を得られるからと言われたんだ。でも、その約束が守られることはなかった。イブラヒモビッチが退場処分となったときも、先発で使ってくれなかったんだ」

「説明を求めるために彼の事務室に行ったよ。彼は話を聞いてくれた。対話は歓迎する人物だからね。だけど、状況は一切変わらなかった」

 ガメイロは2013年夏、移籍金750万ユーロでセビージャに加わり、同クラブでは最終的にエースと称される存在にまで登り詰めた。そして今夏に移籍金3000万ユーロで、アトレティコ・マドリーに加わっている。

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