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ピルロが残す唯一の心残りは…「レアル・マドリーに加入できる可能性があった」

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ニューヨーク・シティでプレーするアンドレア・ピルロ

 アメリカMLSのニューヨーク・シティに所属する元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが『Marca'Plus』のインタビューで過去の自身の願望を明かした。

 ピルロは20年に及ぶ現役生活においては、イタリアの三強であるユベントス、ミラン、インテルに所属した経験を持つほか、イタリア代表でも活躍した。イタリアで素晴らしいキャリアを歩んだピルロだが、心残りも感じているという。

「2010年にはレアル・マドリーに加入できる可能性があった。いろんな選手から説得されたのだけど、僕にはまだミランとの契約が残っていて、移籍は不可能だった」

 それでもピルロは長きに渡ったイタリアでの選手生活に満足しているようだ。

「ミランに在籍した10年間ではあらゆるタイトルを手にしたし、イタリアのビッグ3でプレーできたことに満足している」

 ピルロは2014-15シーズンに所属していたユベントスでリーグ戦4連覇を果たし、チャンピオンズリーグ決勝のバルセロナ戦で敗れ準優勝に終わると、アメリカへ渡りニューヨーク・シティに加入した。

「20年もの間トップリーグでプレーを続けると、過剰なストレスを受けずに純粋にサッカーを楽しみたい気持ちになる。僕は乗り越えられないような重圧がかかると、精神的に行き詰ってしまう。その時が来たらもうやめようと思っていた。その時はチャンピオンズリーグの決勝であるバルセロナ戦で訪れた。心の奥から、もう止めて休むべきという声が聞こえたら従うべき」

 引退後の将来もサッカーに関わる仕事をしていきたいと話している。

「サッカーの世界に残っていきたい。サッカーは僕の人生、僕にできる唯一の仕事だ。クラブ役員とかそういう職に興味がある」

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