20日のリーガ・エスパニョーラ第12節バレンシアは本拠地メスタージャでのグラナダ戦を1-1のドローで終えた。調子が一向に上がらないどうチームだが、チェーザレ・プランデッリ監督は問題が選手たちの精神面にあるとしている。

　先にプランデッリ監督を招へいしたバレンシアだが、相変わらず低空飛行が続く。ここ4試合で勝利から遠ざかっており、降格圏とわずか勝ち点2差で15位に位置している。

　プランデッリ監督はグラナダ戦後の会見で、チームの調子が上がらない理由を次のように説明した。

「とても難しい状況だ。選手たちは、もうネガティブに物事を考えてはいけない。私たちこそがバレンシアというチームの責任者であり、成長を果たさなければならないんだ」

「チームは精神面で問題を抱えており、困難を乗り越えることに苦労を強いられている。過去にとらわれていては、厳しい状況から抜け出すことは不可能だ。現状を打破するために必要なのは、落ち着きを持つことにほかならない」

　なおMFエンソ・ペレスはグラナダ戦直後のインタビューで、「あらゆる意味でどん底だ」とその心情を吐露していた。

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