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モウリーニョ退席のマンU、イブラの同点弾もウエスト・ハムでドロー…勝ちきれない試合続く

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マンチェスター・ユナイテッドは厳しい状況が続く

[11.27 プレミアリーグ第13節 マンチェスター・U 1-1 ウエスト・ハム]

 プレミアリーグは27日、第13節を行った。マンチェスター・ユナイテッドはホームでウエスト・ハムと対戦し、1-1で引き分けた。

 前節アーセナルと1-1で引き分けたユナイテッドは、24日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のフェイエノールト戦で4-0と快勝し、グループリーグ突破に望みをつないだ。そのフェイエノールト戦のスタメンから5選手を変更し、FWマーカス・ラッシュフォードやMFアンデル・エレーラらが先発。その一方で、FWウェイン・ルーニーやMFヘンリク・ムヒタリアンがベンチスタートとなり、戦力外扱いを受けたMFバスティアン・シュバインシュタイガーもベンチに入った。

 試合は開始早々に動く。ウエスト・ハムは前半2分、右サイドのFKからMFディミトリ・パイェがゴール前に蹴り込むと、FWディアフラ・サコが倒れ込みながらヘディングシュートを決め、先手を取った。出鼻を挫かれたユナイテッドだが、同21分に同点に追いつく。MFポール・ポグバの正確なフィードに反応したPA中央のFWズラタン・イブラヒモビッチがヘディングでゴール左に流し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 しかし、ユナイテッドは前半28分、主審の判定に激昂したジョゼ・モウリーニョ監督が近くにあったボトルを蹴り飛ばし、退席を命じられた。同36分、ラッシュフォードがPA中央まで持ち上がり、GKと1対1の場面を作ったが、シュートはGKダレン・ランドルフに止められてしまった。さらに同アディショナルタイムイブラヒモビッチ、MFジェシー・リンガードと立て続けにゴールへ迫ったが、逆転ゴールを決められず、前半を1-1で終えた。

 迎えた後半も立ち上がりにチャンスを作ったのはウエスト・ハムだった。同8分、右CKから先制点のサコがヘディングシュートで襲い掛かると、その後もパイェのセットプレーからユナイテッドゴールを脅かした。すると、ユナイテッドは同20分に2枚替えを敢行。MFフアン・マタとラッシュフォードを下げて、ルーニーとムヒタリアンをピッチに送り出した。

 ユナイテッドは後半32分、途中出場のムヒタリアンが左ポスト直撃のシュートを放てば、直後にもポグバが決定的なミドルシュートを浴びせ、あと一歩まで迫ったが、逆転ゴールが遠い。結局、試合はそのまま1-1で終了。ユナイテッドは『ESPN』によると、ポゼッション率68%、シュートは17本(枠内8本)浴びせたが、シュート6本で枠内2本のウエスト・ハムと勝ち点1を分け合う結果に終わった。また、リーグ戦では直近7試合で1勝5分1敗と勝ちきれない試合が続いている。


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