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クラシコで終了間際に追いついたレアル、ジダン「とても素晴らしい勝ち点1」

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勝ち点1獲得を喜ぶジネディーヌ・ジダン監督

 3日のリーガ・エスパニョーラ第14節、レアル・マドリーは敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦を1-1のドローで終えた。試合後会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、終了間際にDFセルヒオ・ラモスが同点弾を決め、勝ち点1を獲得したことに一定の満足感を得ている様子だった。

 スペイン『マルカ』がフランス人指揮官のコメントを伝えている。

「妥当な結果かは分からないが、こうなったということだ。前半にはもっと打撃を与えられたかもしれないが、彼らが1ゴールを決めて活気付き、状況は難しくなった。だが、このチームのハートは素晴らしい…。セルヒオは本当に意思の強い選手で、絶対にあきらめることがない。我々は最後まで信じ続けたし、私はそのことを心に残しているよ」

「バルセロナにとって致命的な打撃になったとは思わない。勝ち点6差を維持しているが、何かが変わったわけではないんだ。リーグ戦はとても長いからね。確かに勝ち点1を獲得したことには満足している。前半にゴールを決めていればとも思うが、とにかく我々は満足だよ。けれどもリーグ戦は、最後まで困難が待ち受けているはずだ」

 後半途中からMFカゼミーロを投入した理由については、次のように説明している。

「中盤をもう一度活気付けること、またマテオ(・コバチッチ)とモドリッチを少し前に位置させることを意図した。後半はより後方でのプレーを強いられたが、最終的に流れを変えることができた。偉大なライバルを相手に苦しんだが、ここで勝ち点を得ることは簡単ではない。しかし、我々は意思の強さでもってそれを成し遂げた」

「勝利の味がする引き分けではない。得たのは勝ち点3ではなく、1ポイントだ。しかし我々は満足している。とても素晴らしい1ポイントだからね。今後も勝ち点を重ねていきたいし、まずは次の試合を見てみよう」

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