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バイエルン戦で招集外…ボルフスブルク、ドイツ代表ドラクスラーの放出を検討か

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クラブ史上最高額でシャルケから加入したMFユリアン・ドラクスラー

 10日にブンデスリーガ第14節、敵地でのバイエルン戦に臨むボルフスブルクだが、前節ヘルタ・ベルリン戦後に再び退団希望を口にしたMFユリアン・ドラクスラーは遠征メンバーから外れることになった。

 ヘルタとのホーム戦で今季初めてベンチスタートとなったドラクスラーは、途中出場でピッチに立つとサポーターからブーイングを浴びせられることになった。試合後、批判は「プレーの助けにならなかった」と心境を明かした同選手は、夏に移籍志願を示したときと「考えは変わっていない」ことを強調。ドイツメディアでは、今後ボルフスブルクで起用されない可能性が指摘されていたが、実際にバイエルン戦では招集外となってしまった。

 クラウス・アロフスGM(ゼネラルマネジャー)はドイツ『スカイ』で、バレリエン・イスマエル監督が下した決断について「現状は、彼が我々の力になり得ることを示さない」とコメント。今夏にドラクスラーの移籍希望に応じなかったボルフスブルクだが、同GMは「残念ながら我々が期待していたようにはならなかった」と選手の考えを変えられなかったことを悔やみ、また今後関係が改善される可能性については「難しいだろう」との意見を口にした。

 ボルフスブルクは2015年夏に、クラブ史上最高額の移籍金となる3600万ユーロでシャルケからドラクスラーを獲得。それから1年半が過ぎ、同クラブはユベントスやアーセナルからの興味も報じられてきた同選手の放出を、オファー次第で認める考えのようだ。


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